再生重油の製造と販売
RECYCLED OIL
燃料化された再生重油は、産業界で幅広くご使用いただいております。
再生重油について
当社の再生重油は、自動車潤滑油、工場潤滑油など、鉱物潤滑油のみをベースとし、
当社独自の再生プロセスを経て高品質に精製されております。
燃料化された再生重油は、産業界で幅広くご使用いただいております。
高品質
廃油の回収から、リサイクル、販売まで当社ならではの一貫したシステムで高品質に管理、生産、保持されております(外部による石油製品試験も随時行っております)。
当社独自の再生法(弊社独自の特徴として、水分0.3%以下、13,200Gの超遠心分離機による不純物の除去)によってつくりだされた高品質の再生重油をご提供いたします。
安定供給
ご契約の出荷量に応じて安定供給をお約束いたします。
低価格と環境負荷の低減
高品質の再生重油の活用は、再利用による環境負荷低減とCO2削減につながる再生エネルギーとして注目されております。
また、既存重油と比べて安価に供給できる点も大きなメリットとなります。
遠心分離機
超高速遠心分離機
熱交換機(スパイラル)
1tボイラー
当社では、日本工業標準調査会JISによる再生重油の規格 JIS K 2170 の1種を基準にしております。
JIS K 2170 | |||
---|---|---|---|
項目 | 単位 | 1種 | 2種 |
引火点 | ℃ | 70以上 | 70以上 |
動粘度 | 動粘度 50℃ mm2/s | 70以上 | 50以下 |
流動点 | 質量分率% | -10以下 | -10以下 |
灰分 | 質量分率% | 1.0以下 | 1.0以下 |
硫黄分 | 質量分率% | 0.6以下 | 1.0以下 |
塩素分 | 質量分率% | 0.05以下 | 0.1以下 |
水分 | 質量分率% | 1.0以下 | 5.0以下 |
総発熱量 | MJ/kg | 41.8以上 | 41.8以上 |
再生重油の品質については、JIS K 2170で規定されており、1種と2種があります。
両種ともに従来の規格 TS K 0010から、より環境対応を図った規定になっており、1種については低硫黄、低塩素仕様になっています。
再生重油のお取引先
パルプ工場 / 肥料工場 / アルミ二次合金メーカー / セメント工場 /
石灰工場 / アスファルトプラント / ガラス工場など
当社は再生重油の他、石油類、その他の関連商品も販売しています。
再生重油は潤滑廃油が原料のため、潤滑油に含まれている添加剤が原因で灰分が多く、
小型ボイラーの燃料には不向きで、もっぱら炉の燃料として使用されております。