油流出事故の処置と対策
OIL SPILL
石油などの油の流出事故は経済的な損失なだけでなく、人体や環境に与える影響にも深刻なダメージをもたらします。
場合によっては道路の側溝などから流出し、河川や海への汚染につながるなど、時間の経過とともに被害が拡大する傾向にあるのが油流出事故の特徴です。
ここでは、流出事故が起きた場合の対策と手順、当社での流出処置について解説しております。
木幡興業での油流出事故処理
木幡興業株式会社では、突発的に起こる油流出の対応を行っております。
まずは当社にご相談ください。
木幡興業株式会社へのお問い合わせ
営業日時:月~土 8:30~17:30まで
TEL / 048-950-0011 FAX / 048-950-0666
〒341-0012 埼玉県三郷市半田328番地
まず行うべき対策
漏洩や流出の拡大防止
- ① バルブを閉める、遮断弁を閉じる。
- ② 土のうを積む。(油の拡散を防止する)
- ③ 場合によっては事業所の施設を緊急停止する。(排水を減らす)
汚染や被害の拡大防止
- ① 水路や河川にオイルフェンスを張る。
- ② オイルマットやおがくずで回収する。 古布等で拭き取る。
- ③ 油で汚れた土壌を取り除く。
- ※水で流さないでください。また、油処理剤は原則使用しないでください(汚染や被害が拡散します。油は可能な限り回収します)。
最寄りの機関にまず連絡!
- ① 発生・発見の日時・場所(住所、事業所名、流出した河川名など)
- ② 事故の内容(原因、油の種類など)
- ③ 規模(漏えい量など)
- ④ 被害状況と影響範囲
- ⑤ 講じた応急措置の内容
木幡興業での油流出
事故処理の取り組み
回収
大型吸引車両などでの流出油の吸引。
人員による事故処理。
中和剤散布
中和剤を散布します(状況に合わせて中和剤・油処理剤を選択)。
また、油分が拡散しないように吸着マットで周りを囲い込みます。
汚水回収作業
白濁した汚水等を回収し、処理します。常に油が拡散しないよう気を配ります。
また側溝からの油拡散防止を行います。